やさしくしてほしい 

2010年03月31日

みんなほんとは

気にかけてほしい

やさしくしてほしい

遠くで見ているだけじゃ

わからないから

気にかけてるよって

教えてほしい

人はちっちゃい生き物だから

人はさびしがりの生き物だから

はっきりした愛を見たいんだ

みんなほんとは

気にかけてほしい

みんなほんとは

やさしくしてほしい





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苦手感 

2010年03月24日

苦手な人がいる

苦手なことがある


頭では解決できない

理屈ではどうにもならない


自然なことだよ

だれでもあるよ


だからね

安心して


苦手感といっしょに

きょうも生きよう







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ヒロ君の幸せの道具箱(幸せになれるオリジナル小説)

2010年03月23日
ヒロ君の幸せの道具箱



ええー本日は、わが社20周年記念パーティーにようこそお越しくださいました。 小さな会社ながら、この時代に生き残って来れましたのも皆さんのおかげです。 心より感謝いたします。

ところで私も堅苦しい話は苦手なものですから、今日は取っておきの思い出話でもしてみますか。 

このことは今日、はじめて白状しちゃいますがね、私は子供の頃、親もあきれるほど出来の悪い子だったんですよ。 得意科目なんてありゃしない。 算数も国語も体育も。 全然ダメでしたね。 

性格も暗くてね。 臆病で年中、ビクビクしてて、ろくに人と目も合わせられなくて。 えっ 今の私からは想像もつかないって? まぁ、性格自体はそう変化したとは思いませんが、ちょっとしたきっかけから、人生が上向いてきたんですよ。

あれは小学5年生の夏休みでした。 親が私の成績を見て困り果てましてね。 塾にも行かされましたが、授業についていけないんですよ。 親は途方に暮れてしまいました。

うちはその頃、たまたま、遠縁に当たる学生さんを下宿させてましてね。 これがまた気持ちのいい若者でね。 この学生さんが私の家庭教師を引き受けてくれることになったんです。

親は多くを期待はしてませんでした。 せめて大人になって困らない程度になってくれればと。 

その学生さんは、うちでは”お兄ちゃん”と呼ばれてました。 夏休みのある日から、お兄ちゃんが私の先生になったんです。

私は勉強ができないだけじゃなくて、人とのコミュニケーションも苦手だったんですね。 相手がやさしいお兄ちゃんとはいえ、もう緊張しちゃいましてね。 今にも泣き出しそうだったのを覚えてますよ。

最初の日、お兄ちゃんは私の学力を調べるべく、国語の教科書を読ませたんですね。 ところが緊張したのと漢字がわからないのとで、ひどいありさまでした。 声も手も震え、一年生並みのたどたどしい読み方で情けなかったですね。

ところがですね、お兄ちゃんはなんと、こう言ったんです。 にこにこしながら。

「ヒロ君(これが私のニックネームでした)はいい声してるねえ」

意外な言葉に私は困惑しました。 顔が真っ赤になってしまいました。 生まれてこの方、いい声してるなんて言われたことありませんでしたから。 お兄ちゃんは、私がろくに漢字も読めなかったことには触れませんでした。

そして次に書き取りをしたのですが、これがまたひどくてね。 簡単な漢字もろくに書けませんでしたね。 われながら、ひどかったですよ。 

でもお兄ちゃんは、今度はこんなことを言うのです。

「いい字だねえ。 やさしい性格が出てる。 とってもいい字だ」

私はまたまた困惑してしまいました。 私の字は決して上手ではなかったですからね。

こんな具合に、お兄ちゃんはどんな時も必ず、ほめてくれるんです。 ほめるところなんかないはずなのに。 

日ごろ、親や先生にダメな子だ、もっとやる気を出しなさい、そんなんじゃ大人になったとき困るよ、そんなことばかり言われてきたんですから。

子どもだったからなのか、不思議とお兄ちゃんに言われると、本当のことのような気がしてくるんですよね。 案外、いい声してるのかも知れないな、字も意外と上手かも知れない。

こうなると、もっとほめられたいと思うようになりましてね。 意識的にはっきりした、大きめの声でしゃべるようになりました。 また字もていねいに書くようになったんです。

ある時、勉強のことで母に怒られてメソメソしていたら、お兄ちゃんがたまたまやって来ましてね。 

「ヒロ君はやさしい子だねぇ」

というんです。 なんでかといったら、お母さんに口答えしたり逆らったりする子が多いのに、ヒロ君は真剣に受け止めている。 やさしい子だからだよというんです。

今までは、5年生にもなって、それも男の子なのに泣いてばかりでみっともないと。 そう言われてきたのに。 お兄ちゃんに言われてから、もしかしたら自分はやさしいのかも知れない。 よし、もっともっと人にやさしくしようと思うようになりました。

そんなこんなで、お兄ちゃんに勉強を教えてもらうことが楽しくなってきたんですね。 ところが、ここまで学力がないと、そう簡単には上がらないもんですね。 2学期の成績表を見た親はため息をついて

「せっかくお兄ちゃんに教わってるのに、ほとんど変わりないじゃない。 本当に出来の悪い子だねぇ」と言うのです。

成績表を見ると、算数がかろうじて2になっただけで、あとは1のまんまでした。 これじゃあ、多分クラスでビリでしょうね。

お兄ちゃんに見せるのが辛かったですね。 それでも親に促されて、成績表を見せました。 するとお兄ちゃんはこんなことを言ってくれたんです。

「よく、がんばったね。 算数が2になったじゃないか。 すごいよ。 おや? 字もていねいになったって書いてあるね。 よかったね」

お兄ちゃんにやさしくされればされるほど、切なくなって、私は思わずわっと泣き出してしまいました。 今までためてきた感情が爆発したんです。

「がんばってなんかいないよ。 前とおんなじビリだもん。 ぼくは頭が悪いんだ。 いくらやってもダメなんだ。 ダメなんだよ!」

するとお兄ちゃんは私の両肩をやさしく抑えて、こんなことを話してくれたのです。 ここからです、私のお話したかったことは。

今でもよーく覚えています。 皆さんにもおすそ分けしたいので、思い出しながら話しますから、聞いていてくださいね。

「ヒロ君はなぜ生まれてきたと思う? 悲しむためかな? そうじゃないよね。 幸せになるために生まれてきたんだよ。 おかしな話と思うかも知れないけど、辛抱して聞いてほしい。 僕はこんな風に考えるんだ。 人は皆、生まれてくるとき、幸せの道具箱を持って生まれてくるんだって。

目には見えないけれど、生まれる前に神様からプレゼントされるんだ。 幸せの道具箱はね、すごい箱なんだよ。 中に、幸せになるための道具がたっくさん入ってるんだ。 ヒロ君も持ってるんだよ。

だけど生きてるうち辛いことがあったりすると、人は忘れてしまうのさ。 道具箱の存在をね。 すごく小さな頃は、無意識にそれを使って楽しく生きてる。 だけど大きくなるにつれて忘れてしまうんだ。

幸せの道具箱を持っていても、使わなければなんにもならない。 あと、他人がそれに気づいても、本人が気づかなければだめなんだ。 幸せの道具箱は、本人でなければ使えない。 その人だけのものだから。

詳しく教えてあげたいけど、それはヒロ君のためにならない。 だけど一個だけ教えようか? 特別サービスだよ。 ヒロ君の道具箱の中には、きれいな涙を流す道具が入ってる。 

心に強いものを感じると、人は涙というものを流すんだけど、心に強く感じない人もいる。 涙をほとんど流さない人もいる。 ヒロ君は心に強く感じやすいという特徴があるんだ。 いいことなんだよ。 きれいな涙を流すのは。 

感じるのはすばらしい人間だからなのさ。 やさしいからなんだ。 愛がたっぷりあるからなんだ。 愛と涙はつながってるんだよ。 

他にもたくさん、道具箱には幸せになれるものが入ってる。 今はただ、そういうものがあるって思ってるだけでいいからね。 でもこれは、いつかきっと役に立つよ。 

人は皆、幸せの道具箱を持って生まれてくる。 道具箱を持っていることを意識しよう。 決してこのことを忘れないで。 忘れないでいさえすれば、いつかばっちり道具を使えるからね」

こんな話だったと思います。 お兄ちゃんは次の年、卒業して故郷へ帰りました。 

でも、私は決して忘れませんでした。 幸せの道具箱のこと。 常にイメージしてきました。 

幸せの道具箱のイメージは、やがて工具箱のイメージに変わり、私は電気関係の仕事に就きました。 

そして・・・皆さんもご存知の通り、あんなに臆病で出来の悪かった私が、こうして小さいながら、皆さんにかわいがっていただける会社を経営するまでになりました。

皆さんも忘れないでください。 どんな人も、幸せになれる道具箱を持って生まれてきたってことを。 

お話聞いてくれてありがとうございました。  さぁ、あとは無礼講。  テーブルにいろいろ用意いたしましたので、たくさん食べてってください。


~おしまい~


読んでくれてありがとう。 他のお話も読みたいという方は、こちらもどうぞ!





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心ない言葉

2010年03月21日

心ない言葉は

見せかけだけの

武器だから

気にしないでいいよ


心ない言葉は

ブーメランのように

元のところに

戻っていくだけ


心ない言葉は

なんの効力も

ないから

気にしないでいいよ
 






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ライバルはいない 

2010年03月19日


ライバルはいない

外側にはいない

ライバルは内側にいる

常に内側にいる

自分をダメだと思い込む自分

感情に負けそうになる自分

自分を信じ続けられない自分

ライバルはいない

外側にはいない

ライバルは内側にいる

いつも内側にいる
 






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