AC(アダルトチルドレン)で悩んできた私が、自分なりに導きだした 癒しの言葉(ヒーリング・エッセイ+ヒーリング・ポエム) お役に立てるかわかりませんが、心を込めて一生懸命書くことを誓います
あいしてる
2009年07月23日 (木) | 編集 |

かんたんな言葉なのに
面と向かっていえないの

あいしてる
あいしてる

当たり前の言葉なのに
赤面しちゃっていえないの

あいしてる
あいしてる

書き言葉ではいえるのに
口に出すのはできないの

あいしてる
あいしてる

大好きともまた違う
I love youとも少し違う

あいしてる
あいしてる

今日も明日も
あいしてる

いえてもいえなくても
あいしてる





過去のない画家(幸せになれるオリジナル小説)
2009年07月23日 (木) | 編集 |
過去のない画家

おや、この絵がお気に召しましたか。 お目が高い。 残念ながら、この絵だけはお売りできないんですよ。 この画家ですか? まだやっと30の青年ですよ。 今武者修行にヨーロッパに行っております。 ある資産家の目に止まり養子になりましてね。 それで好きなだけ、あちらにいていいということになりまして。

運がいいって? 確かに今は幸せに暮らしてますが、むかしは・・・ よかったら、差しさわりのない程度にお話しましょうか。 あなただから話しますが、他言せぬように願いますよ。

この青年には”過去”がないのです。 いや正確にいうと、過去のことを一切覚えていないのです。 自分の名前も、年も、職業も、何も覚えてないのです。 そう、記憶喪失ってやつですね。

もう何年も前のこと、青年は都会の片隅の小さな公園で、倒れているところを発見されました。 血を流していたんです。 病院に運ばれ、すぐさま治療が行われました。 青年は意識を取り戻しましたが、すっかり記憶を失っていたのです。

ところがひょんなことから、青年の身元がわかりましてね。 たまたま同じ病棟に入院していた患者が同郷だったのです。 病院から連絡をもらった彼の母親は、病院にお金を送ってきてくれました。 ただ、お金だけだったそうです。 会いに来てくれることもなければ、青年に電話をかけてくることもなかったそうです。 それで青年は不安になりました。 自分は一体どんな人間だったのだろうと。

若い彼はあっという間に体力が戻り(記憶は戻らなかったのですが)退院することができました。 母親に電話しても出ないため、仕方なく訪ねていくことにしました。 青年の故郷は人里はなれた山間の小さな町でした。 

故郷に着いても何ひとつ記憶のない彼は、勇気を奮い起こして実家の戸を叩きました。 ところが・・・

出てきた母親は青ざめた顔で青年を見上げ、中に入れてくれるどころか、誰にも見られないように注意しながら、彼を外に連れ出してしまいました。 ほんの15分ほどの滞在で、青年は肩を落として故郷を去りました。

詳しいことは話してもらえませんでしたが、この15分間で大体のことはわかりました。 青年は10代の終わりに家を出ていった。 その後は、数年ごとにお金をせびりに戻ってきていた。 母親は再婚し(彼の実父は幼い頃、出て行ったらしいのです)新しい家族と静かに暮らしている。 青年には迷惑をかけられ続けてきた。 顔も見たくない、二度と来ないでほしい。

青年がショックを受けたことはいうまでもありません。 実の母親が二度と会いたくないというほど、ひどいことをしてきたのだろうか。 自分はどこで何をしてきたのだろう。 名前も年もわかったが、過去のことがわからない。 自分のしてきたことなのに、何もわからないのです。

長くなりましたね。 少しはしょりましょう。 その後どうやって立ち直り、画家となったのか。 あなたはそれを知りたいのでしょう。 ”捨てる神ありゃ拾う神あり”といいますよね。 あることから、青年は資産家と知り合いになったのです。 そのいきさつは長くなるので、また今度にしましょう。

とにかく資産家と知り合ったことで、彼の人生がまた変わり始めたのです。 資産家は彼にとって父親のような存在でした。 彼の画家としての才能を見つけ出したばかりでなく、心の治療もしてくれたのです。 癒してくれたのです。

そこで資産家の教えた、幸せのコツをあなたにも伝授しましょう。

☆ 過去を悔やんで苦しみ続ける必要はない
☆ 未来は、今の自分次第で変えられる
☆ どんな人でも幸せになっていい


青年の過去は、明るいものではなかったでしょう。 すさんだ人生を歩んできたようですからね。 でも、青年の生きているのは ”今”であり、過去ではない。 人は皆、過去ではなく、今を生きているのですから。 終わってしまった過去でも、まだ来ぬ未来でもなく、今を生きているのですから。

ヨーロッパ留学の贈り物をもらった彼は、最初は受け取っていいものか迷っていたそうです。

「自分なんかがいいんでしょうか? よくない人生を送ってきた自分が。 もちろん覚えてはないですが、やったことは消えませんから」 

資産家の答えはこうでした。

「きみは過去をほじくり出して生きていくのかい? それともよりよい未来をつくるため、最高の”今”を生きていくのか。 どちらでも好きな方を選ぶといいよ」

私の話はこれでおしまいです。 それにしてもいいでしょう、この絵。 

えっ青年が帰国したら会いたいって? そうですね、息子が帰国したら連絡するようにいたしましょう。 あっ おわかりになりましたか。 そうです、彼は私の息子なんです。 数年前に養子にしましてね。

いい子ですよ。 ええ、ええ、今度かならず紹介いたします。 


~おしまい~


読んでくれてありがとう。 他のお話も読みたいという方は、こちらもどうぞ!



皆既日食の詩(うた)
2009年07月22日 (水) | 編集 |

正反対のふたりが
なかよくドッキング
しましたとさ

繊細な月は 
元気な太陽が
まぶしすぎて

リアリストの太陽は 
ロマンチストの月が
理解できなくて

でもある日
神様のご好意で
なかよくドッキング
できましたとさ

ふたりはやっと
お互いのよさが
わかりましたとさ

めでたし
めでたし







手・癒しの手
2009年07月22日 (水) | 編集 |

手 大きくてごつごつした手
手 繊細でやわらかい手

手 器用でよく動く手
手 幼くて弱弱しい手

どの手にも
人生があって

どの手にも
ぬくもりがあって

どの手も
癒すことができる

そうっと触れるだけで
そうっと撫でるだけで

どの手も
癒すことができる

手に癒され
手で癒す

人はみな
手に癒され
手で癒す






わたしにください
2009年07月21日 (火) | 編集 |

どこまでも広がる
空のような

広い心を
わたしにください

ぽっかり浮かぶ
雲のような

やわらかい心を
わたしにください

エメラルド色の
海のような

深い心を
わたしにください

人も
自分も

人のしたことも
自分のしたことも

ゆるせる心を
わたしにください

広くて
やわらかくて
深い

そんな心を
わたしにください