旅人と教会


荘厳な鐘の音(ね)に

なぜか心ざわついて


疲れきった旅人は

重い扉をそっと押す


山間の小さな教会は

どこか厳しく凛として


湿気った木のにおいだけが

異国の旅人を迎え入れる


得体の知れない感覚と

認めたくない寂寥感


旅人は早々に祈りを終え

重い扉を再び押す


二度と振り返ることもなく

古びた教会を後にする


旅人は気づいていない

150年前にも来ていたこと


この地に生きていたことに

旅人は決して気づかない



ゆっくりさん


急ぐことないから

ゆっくりさんで行こ


競争することないから

ゆっくりさんで行こ


穏やかな気持ちのまんま

ゆっくりさんで行こ


時には笑いながら

ゆっくりさんで行こ


花や木や空を見ながら

ゆっくりさんで行こ


人生ぼちぼち味わって

ゆっくりさんで行こ


おじいさんと落ち葉


陽が傾きかけたある日の夕方

おじいさんがひとり

ほうきで落ち葉を集めてた


はいてもはいても落ちてくる

はらりはらりと落ちてくる


おじいさんの背中は小さくて

落ち葉はただ寂しくて


赤とんぼに促され

おじいさんはようやく手を止める

そろそろお家に入ろうね


秋の夕暮れ

どこかの街の小さな風景




遠い日々 ~Old days~


あの頃のあなたは

泣いてばかりいたよね


切なくてつらくて

張り裂けそうだったよね


朝が来るのが怖くて

人も未来も怖くて


生きてる意味もわからず

ただもがいていたよね


遠い日々

Old days・・・


時は過ぎ

いつの間にか


鉛色の思い出も

夕焼け色に変わってった


遠い日々

Old days・・・


時は過ぎ

いつの間にか


涙色のハートも

虹色に変わってった


今のあなたは

ちょっぴり強い


泣き虫だけど

ちょっぴり強い


遠い日々

Old days・・・


忘れない

あの頃のこと


遠い日々

Old days・・・


今のあなたは

優しく強い



心・万華鏡


人の心は万華鏡

いろんな色が交わって

いろんな方向あわさって


きれいだったり

醜かったり


愛だったり

憎しみだったり


喜んだり

哀しんだり


人の心は万華鏡

覗いてごらん

心ひらいて


人の心は万華鏡

今日は何色に

見えるかな


生きてよう


頑張らなくていいから

無理しなくていいから

ぼーっとしててもいいから


ただ

生きてよう


そのうちいいことあるから

いつか楽しくなるから

光が見えてくるから


ただ

生きてよう


生まれてきたんだから

守られているんだから

幸せになっていいんだから


ただ

生きてよう

生きてよう


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