オルゴール


オルゴールは癒されるというけれど

わたしにはちょっと不気味に響く

何かたくらんでいるような・・・

すべて見透かしているような・・・

オルゴールのふたをパタンと閉じて

やっとかすかな安心を得る

それでもわたしは知っている

またすぐにオルゴールのふたを

あける自分を知っている

最高の贅沢


きらきら光る海を背に

潮を感じ波を聞く

白いテラスのテーブルに

自家製ハムの盛り合わせ

赤ワインのグラスを持てば

陽の光が反射する

読みかけのペーパーバック

風でページがめくれてく

わが最高の贅沢

・・・うん、いつかきっと